Smoky Bl@ck

マンション猫互助会主催 ~猫と暮らそう~

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■ いとしさと切なさと心強さと

縁あって同居することになったレイさん。
ぐー

「猫と暮らしたいなぁ」と思って、縁のあったかたのご厚意で
実現できちゃったわけですけれども、今になって
何故そんなに猫と暮らしたいと思ったのか、ふと考えてみたり。


以下、長くなりそうなのでたたみます。
ひとり暮らしが寂しいから、とかそんな理由ではない、と思う。
ひとりで生活することは子供の頃の夢でありました。
「大きくなったら○○のお仕事がしたい」とか、そんな目標はなかった。
ひとり暮らしができるのならなんでもよかった。
それはおとなになると、いとも簡単に実現できてしまったけれど。

ひとり暮らしを始めてしばらくしてから(10年以上前)、子猫を拾った。
建設中の幹線道路へ繋がる道があって、そこは昼間こそ工事車両が
頻繁に通るものの、夜間は全く車の走らない所だった。
当時車の免許を取りたてだった私は夜になるとそこへ運転の練習に行った。
ちょうど今くらいの季節、寒空の下を対向車もなく、前も後ろも
車のいない道をぶんぶん走った。
(今考えるとそれは、全く運転の練習にならない状況でもあった。)
そんなある夜、ふとヘッドライトの照らす先、車道の真ん中に
何か落ちているのに気が付いた。
手袋かな? …毛皮だ。ポーチかな? いや、違う、動物だ!
急ブレーキ。止まれ、止まれ。
うずくまっていた毛皮、いや猫は拾ってみると片手に乗る大きさで、
顔は目ヤニと鼻水らしきモノでかぴかぴにふさがれていて、
苦しそうにかろうじて呼吸していた。
とりあえず連れて帰ったけれど、目ヤニはなかなか取れなくて
目が開かない。それでも冷えた体があたたまってくると、
そいつはじたばたと暴れだした。
こんなふうに、猫との同居はスタートしたのだった。

ディズニーの「ピノキオ」のなかでゼペット爺さんが連れてる猫に似た
ハチワレにタキシード柄だったので、名前は「フィガロ」に決めた。
それまで犬との生活しか経験のなかった私にとって、
フィガロくんとの生活は新鮮であった。
イヤなことは絶対しない。
こちらの顔色をうかがうようなこともない。
近くにいても微妙に距離を置きつつ。
でも私が本気で泣いたりするようなことがあったときは、
スリスリと慰めてくれるようなそぶりも見せた。 
(フィガロくんのほうはどう思ってたかは分からないけれども。)
一緒に遊び、一緒にゴハンを食べ、一緒に眠る、
それだけの生活だったけど、もややーんとアルファ波を
放出しているかのようないきものと一緒に暮らすのは
なにかこう、とても満たされた気分だった。

フィガロくんはその後半年私と暮らしたのち、
知人のお宅にもらわれていった。
当時の私の住まいがペット不可だったせいである。
その頃のフィガロくんは、ちょうど今のレイさんくらいの大きさになっていた。
ひとりで生活できてると思ってたけど、現実は猫一匹きちんと養えなかった。
当時貧乏学生だった私は、その不甲斐ない自分が情けなくて悲しくなった。
もらわれていった先はとても快適そうで、フィガロくんにとっては
良かったのだと思えることだけは救いだった。


それからちょっと頑張った。ちょっとだけ。(今も貧乏だけど。)
で、なんで頑張っていたのかよく分からなくなるほどの年月が経ったある日。
私が勤めるオフィスに一羽のスズメが窓から飛び込んできた。
見ると、さっき飛べるようになったばっかのヒナですみたいな、
ホントにくちばしの端っこがまだ黄色い小さなスズメで、
細く開けた窓から入ってきたものの、ブラインドとガラス窓の
あいだの隙間から抜け出せなくなって、ちゅるんちゅるんと鳴きながら
バサバサともがいていた。あっさりと片手で捕まえることができたので、
スズメを掴んだまま窓が開いてるとこまで行き、その手を
窓の外に出してひろげると、そのスズメは元気よく飛び去って行った。
そして私の手には、捕まえた瞬間驚いて脱糞してしまったスズメのうんちと
暖かくて柔らかい生き物の感触が残された。
そのときフィガロくんと暮らしたときのことが、だだーといっきに思い出されて
また、暖かくて柔らかいものと一緒に暮らしたいと切実に思った。
それが今年の春でした。 んで、今に至る。

今なら「心配しなくて大丈夫だよ」とか言えたり、
何をしてあげられるのかなとか、ゆっくり考える余裕を
あの頃よりは持ててる気がするから。

リンゴと…


んなかんじのことを、レイさんのせまいおでこを撫でながら
ぼんやり思うこの頃なのです。


(あ、今日はイロモノ路線じゃないのかって?正直スマンかった。
え、長文ウザイ?書きたい日だってあるのです。
吐き出したかったていうか、誰かに聞いて欲しかったんです、たぶん。
読んでくれたかた、アリガトちゃんでした。)
  1. 2005/12/27(火) 23:59:48
  2. カテゴリ:【チラシの裏】
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なぜでしょう…

涙があふれてきました。
別に私はそんな経験してないのになんででしょう…
またcheshaさんマジックにかかったのでしょうか?
今リンが膝の上で丸くなって寝ています。
それだけでとても優しい気持ちになれます…



  1. 2005/12/28(水) 14:23:20 |
  2. URL |
  3. ユガ                    

たまには

いいんじゃない、真面目モードも^^
じっくり読まさせてもらったよ。

他人のそうしたキッカケとかってすごい興味ある。
そういうのを聞いてもらいたくなる気持ちも分かるな。
今のレイさんが幸せなのは、写真見てりゃ分かるね。

スズメちゃんがきっかけで猫を思い出したってのは不思議だけど、
生き物の温もりってのは何でも一緒なのかな。
下のリンゴの画がなんか哀愁さそっていい構図。
どこですか?



  1. 2005/12/28(水) 18:00:00 |
  2. URL |
  3. maruo                    

>ユガさん

あー、泣かないで~。

最近ちょっといろいろ思うところがあって、
これ書かないと、なんか先に進めなくなっちゃったんですよ。
いきものと暮らすこと、切ないことがあったり
それを補って余りある喜びと。
それを感じているであろう日々の生活を送っている
たくさんの人たちのこととか。
それは猫マジック!猫マジック!



  1. 2005/12/30(金) 00:39:14 |
  2. URL |
  3. chesha                    

>maruoさん

つき合わせちゃってすみません、みたいな。
あのスズメちゃんには、小さいくせにすごい生命力を感じたんですよ。
手から何か流れ込んでくるかんじ。

このリンゴ写真は神戸の「布引ハーブ園」ていう所で撮りました。
ここは山の中腹にあって、今はハーブがシーズンオフなので
人出が少ないんですけど、
私はあえてこの季節のここがお気に入りです。
日当たりのいい場所でぽけーっとしたり
ちょっとしょんぼりした植物を見ながら、ぶらぶらと海の見える
坂道をゆっくり下って行くのは超絶気持いいです。(寒いけど!)



  1. 2005/12/30(金) 00:49:49 |
  2. URL |
  3. chesha                    

(ёзё) チュ♪



  1. 2006/01/03(火) 05:42:35 |
  2. URL |
  3. Badu                    

>Baduさん

ねぇBaduさん、Hugしていーい?
はぐはぐ。



  1. 2006/01/03(火) 22:18:01 |
  2. URL |
  3. chesha                    

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